『埼玉県羽生市』10数年放置の空家清掃~その②~
油汚れガチガチ!キッチンクリーニング
2回目の投稿となる『10数年放置の空家清掃』です。前回でくまなく掃除機がけをおこないましたので、今回からツルンと汚れを落としていきましょう(^O^)/ と言いたいところなのですが…
掃除機がけだけではまだ下準備が足りない箇所があります。そう、キッチンです!
10数年にわたり放置されガチガチになった油汚れ。まずはアルカリ洗剤をタップリとスプレーし、スチームクリーナーで汚れを柔らかくしていきます。その後、柔らかくなった汚れを軽く削り落とし、残った汚れには削る前の作業手順を繰り返していきました。徐々にカチカチだった汚れがスルスルと落とせるように♪
どうですか?大分キレイになりましたね(^^♪ ここからはさらに細かい箇所を手直ししピッカピカにしていきます!
シンク&浴室&トイレクリーニング
続いてシンク&浴室&トイレ行ってみよう~という事で、水垢や尿石など酸性洗剤が効果的な汚れが多い箇所を攻めていきます('◇')ゞこの辺の作業順は職人それぞれ、こだわりや理由があると思いますが、洗剤のつけ置き時間など考えて私はその都度変えています。まずは、カビとり様に先に噴霧しておいた塩素系洗剤を洗い流していきます。塩素と酸性、みなさまご存じ「まぜるな危険!」ですネ!大量の水を使用し、残さずしっかりと洗い流しましょう。
続いて、アルカリ洗剤を用いてシンクなら油汚れや石鹼カス、浴室なら皮脂汚れや石鹸カスを落としていきます。先にこれらを落としておかないと、水垢汚れが落とすのが大変になってしまいます。今回は汚れはひどかったのですが、強固な水垢汚れは少なく案外するっとキレイになってくれました♪
居室・廊下などのクリーニング
掃除機がけの効果もあり、ここからは駆け足で一気に行きます!
ポイントは角!お部屋の四隅や建具の隅など、角に汚れを残さないことで仕上がりが一段あがります。角に汚れが残っていると、他がキレイになった事で余計に目に付く汚れとなってしまいます。角を清掃する際は、皮スキやスクレーパーを使用すると便利です。お部屋全体を雑巾、モップを使用し水拭き、汚れが落ちない箇所や洗剤の力を借り落としていきます。仕上げにワックスをかけた姿がこちらです!
今回はかなりの強敵でしたー(^^;
なによりとても大きなお宅でしたからね。空家問題も良く取り上げられる昨今、先日ネット記事で「管理が行き届いていない空家は税金が上がる?」なんてものもありましたし、折角の物件、キレイにして使ってもらえると良いですね!